今年初の投稿です。
皆様、今年もよろしくお願い致します。
今回は筋彫りの前に底擦り、バリ取り、修正の作業です。
木目込み人形のボディーは抜いたままだと底もがたついてるしひび割れとかもあります
私は、はじめに底の修正から始めます。

底を水平になるように削ります。

次はバリ取りの作業です。
簡単そうに考えている方もいらっしゃいますが、バリが残っていると筋彫りの時に邪魔に
なりますし着せた時に突起ができたりしておかしくなってしまいす。
私はかなり重要な作業と考えてます。

バリ取りする前です。

バリ取り後です。
写真では分かりずらいですね、理想は何もなかったようにするのが良いのですが
いまだに納得した仕上がりにはできません。

ボディーのひび割れ補修と修正です。
桐塑(とうそ)のボディーはひび割れ、凹みなど工程の上で必ずおきてしまいます。

補修してひびなどを埋めていきます。
こんな工程で筋彫りの前にボディーを修正していきます。
筋彫りより重要で大変な場合もあります。
ウレタンボディーには修正は少ないです。
バリ取り、修正の作業もいままでは分業でしたがやれる方が少ないので
勉強もかねてやらせてもらっています。
前工程、後工程とどちらでもできるように今後もチャレンジしていきます。
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